朝時間を使いこなす手帳術の『3つの秘訣』

朝はゴールデンタイム。夢を叶えてワクワクすることだって、自分自身をゴキゲンにするにはとってもとっても大事なこと。乳飲み子抱えながらワーママ生活の私でも朝の時間を使いこなせるようになった手帳術を秘訣を3つ、ご紹介します。
ゴールデンタイムと時間の捉え方
朝起きてからの3時間は脳科学の観点でもゴールデンタイムといわれているそうです。脳がクリエイティブにフル稼働できる時間。だから、この朝の時間を上手に使いこなすことが夢を叶えるまでのスピードアップにつながる、と私は考えています。
時間の使い方は、どのような自分の人生を歩みたいかにより配分は変わると思います。たとえば、下記は独身時代の私の事例。
- 6:00 起床
- 6:30 愛犬の散歩
- 7:00 準備(歯を磨く、身だしなみを整える など)
- 8:00 移動
- 9:00 出社
私の場合「今の自分」のことはしてるけど「未来の自分」のことに対しては一切時間を使っていませんでした。せっかく早起きをしても、ゆっくり朝の準備をするためだけに充てていて、何も自己投資していないというか、日々追われているから朝をちゃんと過ごすことで精いっぱいだった気がします。
今思えば、本当にもったいない使い方でした。もちろん、ゆっくりまったり過ごす朝はそれはそれでとっても好きです。でも、それだけの過ごし方だと1か月後、半年後、1年後、10年後、、、今と同じまま何も成長しない自分がいるなあと思ったのは、結婚して授乳期間に突入してからでした。
ここから行動を変えようと思って始めたのが、これからご紹介する「手帳術」です。
手帳術の3つの秘訣
人生、思い描いた理想の自分に近づきたい。私がご紹介する秘訣は3つ。
- 「ゴールドビジョン」を妄想する
- ゴールに向かって「何をすれば近づけるか」を書き出す
- 書いたとおりに「行動できた自分」を想像して書く
ゴールドビジョンとは、思い描いている未来のこと。なりたい姿を思ってる間って、ぶっちゃけ夢が叶っていない状態。この妄想をすることがなぜ秘訣なのか。私の愛読書「ゴールドビジョン」の一部をご紹介しながら補足しましょう。
有名なお話の一つ、ウォルト・ディズニー氏のディズニーランドを作った彼は、「この世ないものを生み出す」というゴール設定をしたそうです。ディズニーランドがまだ世に生まれていなかったとき、彼の頭の中には「切り拓かれた土地にシンデレラ城が聳え立つビジョン」がはっきりと見えていたそうです。でも、周囲の人からは『夢物語』と笑われたらしい。
細部に至るまで見えていたビジョン。あきらめずに彼の取った行動は、デザイナーとともに1枚の紙に仕上げ、スポンサーに熱く説いて回ることから始まりました。最終的には「夢の王国」を現実世界に作り上げることに成功したそうです。本当に実現したかどうかは、もうお分かりですよね。

「優勝している自分」を想像するというお話もご紹介しましょう。優勝したい、優勝するぞ!と思った時、皆さんは何を思い浮かべますか?プロコーチの久野氏いわく、「優勝カップを持って笑っている自分を見ている映像」ではなくて、「優勝カップを持って笑って表彰台に立っている自分、が、見ている景色」をリアルに思い浮かべるほど、より夢に近づくと著書で述べています
「臨場感のある、未来のリアルな自分自身」を想像すること。これがとても大事です。

妄想はしたとして、そんな自分になれたらいいなーと思っているうちは、なれませんよね。魔法は存在しないもん。自分で叶えるしかない。言い換えると、行動を起こすしかありません。でも、ディズニーランドや優勝というキーワードだと、ちょっと気後れするかもしれませんね。
朝時間、という観点で言えば「夜寝るとき」をゴールにするのがおすすめです。夜寝るときに、今日一日やりたいことが全部片付いていたら、すっきりした気持ちで眠れます。だから、翌朝はまた新しいことにチャレンジできる。「夜」に向かって突っ走る。どんな職種の人でも、まずは「夜どんな状態で眠りにつきたいのか」を考えると一日に取るべき行動が具体化しやすくなります。
朝のゴールデンタイムを使ってやるべきは、目標(目印)をどんどん乗り越えてゴールに近づくこと。これのみ!手帳や紙には「ゴールに近づくために今(もしくは今後)やるべき事柄たち」を具体的に書き出しましょう!
大事なことは、「できるかどうかを考えない」こと!やるねん。できるかできないかは関係ないねん。やるねん。もうそれだけです。

物事を進めるうえで、もちろんドリームキラーやタイムキラーは現れます。ドリームキラーとは夢を阻害したりバカにしたりするような人たちのこと。タイムキラーは時間を奪っていくような人たちのこと。
でも、彼らは現れたとして気にすることはありません。味方にするもよし、相手にせずに無視するもよし。まあ前者の方が初期エネルギーは必要ですけどね。彼らは結果的には協力なサポーターになる可能性も秘めています。相手をよく見定めて、どちらの存在になってほしいかを判断する必要はあります。
それよりも、そんな現れるかどうかもわからない存在や、予知不可能な自然災害等を気にしていてはキリがない。もし仮に資格取得が必要でお金がないとするならば、お金がないからあきらめるという思考になったらちょっとストップ。どうやって資金調達をすればよいか?いくらくらい集まれば資格取得にチャレンジできるのか?できるかできないかではなくて、どうやったら達成できるだろう?と発想を転換するだけで、実は意外とできることが身近にあったりもします。
書き出す時は「行動できた自分」から逆算し、何を乗り越えて辿り着いた自分なのか、までを想像しながら書くのがポイント。具体的にどんどん書いて、「これをクリアすれば次の目標が少し手を伸ばせばまた届く」くらいにまで落とし込みましょう。もちろん「今日は3か月後にどうなっていたいかを考える」ということだって、大事な行動の一つです。
今日から早速始めよう
紙でもOKです。ボールペンは?ある?なかったら持ってきましょう。
明日どんな自分で過ごしていたいですか?
1年後、3年後、10年後、どんな自分になりたいですか?

今答えが見えなくても大丈夫。
まずは、なりたい自分を想像して書き出すことから始めることをおすすめします!
