WordPressで作ったブログを削除する方法
複数ブログを運営していくと、削除したい場面に出会う時ももちろんあります。今回は同一サーバ上に複数ブログを立ち上げている条件下での削除手順です。
- 同一サーバ上に2つ以上のドメインでブログを運営している
- 最低でも1つのドメインは残した状態でブログを削除したい
- レンタルサーバーのコントロールパネルからインストールしたWordPressを削除したい
ドメインの解約
ドメインを契約したサイトにアクセスし、契約解除の手続きをします。サイトによっては契約期間を自動更新する仕組みの場合もあります。自身の契約サイトの手順に従って解約手続きをしてください。
→ お名前.com の場合はこちら
WordPress のアンインストール
レンタルサーバを契約している管理パネルから削除します。今回は私が契約している mixhost を例に記載しますね。手順自体は簡単です。
ブログの削除対象は下記の3つです。
- ディレクトリの削除
- データベースの削除(MySQL)
- データベースユーザーの削除(MySQL)
すべてボタンクリックで一括削除できます。まず、レンタルサーバの管理画面に遷移してください。
次に、WordPress をインストールしたときにも使った『WordPress』を探します。
下にスクロールしていくと、作成済のドメインリストが表示されます。削除対象を選びましょう。(下記の例では plusmisty.com を削除します。)
削除対象が本当にあっているか、をチェックします。あっていれば、「インストレーション削除」を選択。
※2021年8月時点ではインターフェースが刷新されています。削除対象のドメイン名をクリック後、下の方にスクロールしてください。一番右側の「アンインストール(uninstall)」を選択後、後述の手順を進めます。
秒で消えます。あんなに苦労して作ったブログは、サクッと消えます。ここまででブログ自体の削除は完了です。次は、アンインストールの残骸と登録しているサイト上(アフィリエイト等)からブログ情報を削除していく作業です。
WordPressアンインストール後の残骸削除
削除したブログサイトに接続すると、なぜかファイル情報が見えます。
これらは、管理サイト(mixhost だと cPanel )から削除します。削除するのは下記のファイルパスの配下すべてです。
必要なファイルを削除しないように慎重に削除作業を進めてください。削除が完了したら、再度確認します。「404 not found」が確認できれば削除作業は完了です。
関連サイトでの登録削除(Google Analytics等)
登録しているドメイン情報も削除します。例えば下記ですね。ほかにもある方はリストアップしてすべて削除します。
- Google Analytics
- Google Search Console
- Google Adsense
- アフィリエイトサイト(A8.net、もしもアフィリエイトなど)
レンタルサーバのアドオン削除
※2020年8月24追記
ドメイン解約後しばらくすると、こんなメールタイトルの英文メールが届きます(下記サンプルのレンタルサーバ名称はダミーです)。
[pyetfcjwhxxxxxxxx.mixh.jp] pyetfcjwh.pyetfcjwhxxxxxxxx.mixh.jp: Potential reduced AutoSSL coverag
mixhost の場合、レンタルサーバ上にアドオン情報が残っているため、警告メールが届くようです。ドメイン解約だけではこのアドオン情報は削除されないため、手動でアドオンも削除しましょう。
まとめ
中途半端に複数ブログを運営していても限られた時間では運営が難しい、と判断し、今回はこの「朝ライフ」を育てることに決めました。もう片方は削除する!と決めてからは一部の情報をこちらに転記。ドメイン解約日がちょうど削除を決めた一か月後ということもあり、順調に削除作業を進めることができました。
ブログの削除自体は簡単です。ただし、削除対象のコンテンツをどうするか?も含めて削除した後のイメージを持っておくことも大事。削除しようかな、どうしようかな、と悩んでいる人はまず「ドメイン」や「レンタルサーバ」の契約期間の見直しから始めるといいですよ。