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ライティング術

副業ライターこそ気を付けよう!ライティングNG例とセルフチェックのコツ

admin

ライターやブロガーなど「文章で情報を届ける」場合、正確でわかりやすい記事の執筆が大前提として求められます。読みにくい文章や不正確な情報は、読者やクライアントからの信頼を損ねる原因にもなりかねません。

ところが副業ライターの場合、なかなか「チェックしてくれる人」も周囲には見つからない。。。「シンプルな文章」を書きたい気持ちとは裏腹に「シンプル迷子」なライターさんも中にはいるんじゃないかしら。

今回は「わかりやすい文章」にできるだけ近づけるために、一人でも実践できる「セルフチェックのコツ」をご紹介します。まずはNG例から追って解説しましょう。

企業メディアの執筆経験をもとに「誰でも意識すれば改善できる!」というポイントに絞って今回はご紹介します。

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ライティングのNG例

まずはNG例をざっと列挙してみましょう。細かく上げればもっと数はありますが、今回は全部で4個リストアップしています。思い当たるものは、ありませんか?

ライティングにおけるNG例一覧
  1. 一文が長い
  2. 根拠となる論文や規約を確認していない
  3. 複写(コピペ)にもかかわらず自身の執筆記事として公開している
  4. 主語や目的語を明記していない

以降、それぞれ改善案を順に解説します。

ライティングの「セルフチェックのコツ」

①一文は短く書く

一文が長すぎると、読者は途中で理解を諦めます。まずは「短く」を徹底しましょう。長いなぁと思ったら、二つの文章に分けることができるかどうかを考えれば、9割は解決します。グンと読みやすい文章になりますよ。

不要な接続詞も削除しましょう。なくても意味が通じる接続詞は、基本的には削除してOKです。

▼NG例
副業ライターは、日々の仕事や家庭と両立しながら文章を書いていくために、時間の管理やライティングスキルの向上を常に意識しながら、さらに情報の正確性を担保しつつ執筆しなければならなりません。

▼改善後
副業ライターは、仕事や家庭と両立しながら文章を書く必要があります。そのためには、時間管理やスキル向上を意識しなければなりません。情報の正確性も重要です。

②根拠となる論文や規約は必ず確認する

情報源がなんなのか、を意識していない人は意外と多いと思います。誤った情報を拡散すると、信頼を失いかねません。法的リスクを負う可能性すらありえます。

私個人の体験でいえば、仕様書の原文(英語)を確認した結果、日本語訳には全く反対のことが書かれていたことがありました。メーカーの訳語版ですらそんなことがあるわけですから、情報源はどこか?は常に意識しておきましょう。

では、何が情報源なのか。これはその情報の根源が何に由来するものなのか、を考えると見つけやすいですよ。製品のことならその製品を作成しているメーカーの文書が情報源です。体験談なら、体験した本人、という風に。自分で経験したり検証した体験なら書きやすいのはこのためですね。なお、情報源の文章をそのまま引用する場合、出典元も明記しましょう。

③「私ならでは」を盛り込む

「パクリ」といわれる行動がライティングのコピペに該当します。引用とは異なるため、著作権問題にもなりえます。バレないだろう、ちょっとくらいいだろう。こういうマインドは捨てなければ、本当に命取り。参考にすることと、無断拝借は違います。パクるということは、「他者の見解を自分が発見、発信したように見せかける」という行動ですから、避けなけれなばりません。

とはいえ、何かしら一次情報はあるはずですよね。見聞きしたり、何らかの本で発見したり、多かれ少なかれ外部情報からの影響は受けるもの。出展元を明記したとしても、「じゃあそれで?この記事では何を教えてくれるんだ?」と読み手は期待をしています。

その期待に応えるための一番シンプルな回避策は「自分自身の視点を盛り込むこと」私ならでは(自社ならでは)の要素はあるか?とセルフチェックをしてみてください。私自身、公私問わず、発信するときにはいつも呪文のように心の中で唱えています。根拠とした情報をもとに「どう考えるのか」「どういう見解なのか」を添えることで、パクリという事態を未然に防ぐことに繋がります。

特にAIが発達した今、今まで以上にこの「添えるセンス」が問われると思います。

④主語や目的語を明確にする

日本語という言語は、主語がなくても伝わってしまうという特徴が実はあります。おしゃべり感覚で書き進めると、主語や目的語が抜け漏れしやすいのはこのためですね。

この抜け落ちやすい主語や目的語を明確にすることで、「読み手の考える負荷」が劇的に下がります。「何が?どれが?」と読み手が混乱しやすい文章は、わかりにくい文章ですね。主語や目的語を明確にすることで、この混乱を避けることができるのです。

「情報を『わかりやすく』届ける」とは、言い換えれば「認識齟齬なく相手に伝わりやすい状態を作ること」です。主語や目的語以外に意識するとしたら「あいまいな表現」や「指示語」も可能な限り避けましょう。相手に考えさせる文章になっていないか?がセルフチェックのポイントです。

まとめ:セルフチェックポイント

「文章で情報を届ける」場合、正確でわかりやすい記事の執筆が大前提として求められます。読みにくい文章や不正確な情報提供は、執筆者として避けたいですね。

以下に、セルフチェックのポイントをまとめました。ご自身の記事執筆や会社での報告書類など、ブログに限らず様々な場面で使えるチェックポイントだと思います。是非ご参考ください。

CHECK!
  • 2文に分けて書ける?これ以上は無理?
  • 情報の出展元は明記している?(引用している場合)
  • 独自の視点はある?ない?
  • 2つ以上の解釈ができる表現になっていないか?
  • 読み手が考える文章になっていない?
  • 主語や目的語は明確に書かれているか?

私もまだまだ、後から読み返すたびに「こう書けばよかったかな」「別の表現や情報があるとよかったかな」と思うことは沢山あります。個人のブログであれば、気づいたときにリライトして精度を高めることができますね。オリジナルブログを持ちたいな、と思う方は、是非当サイトの「ブログガイド」も参考にしてみてくださいね。

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ABOUT ME
加藤ミサ
加藤ミサ
katomisa
美容家SEとして、2児子育て中の会社員。書くことが好き!だけど時間がない!から始めた「自分時間100倍戦略」にまつわる工夫やアイデアを発信しています。これからブログを始めたい人へ、ブログガイドやアイキャッチ画像なども公開中。

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